退職するときに会社からもらう書類4つ|届く時期・使い道・届かないとき【2026年版】

  • 2026年11月4日
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会社を辞めるとき、会社から受け取る書類は主に4つです。離職票・源泉徴収票・雇用保険被保険者証・基礎年金番号がわかるもの。どれも次の手続きに使うので、届かなければ遠慮せず会社に連絡して大丈夫です。

僕は新卒で入った営業の会社を3年目の1月に辞めて、第二新卒で転職しました。辞めるときに一番あわてたのが、この書類まわりです。この記事では、何を・いつごろ・何に使うのかと、届かないときの動き方を順番にまとめました。制度の内容は、2026年11月に公的機関のページで確認しています。

まず全体:受け取る書類 → 時期 → 使い道

書類 届く時期の目安 何に使う
離職票(1と2の2枚) 辞めてから10日〜2週間ほど 失業保険の申し込み
源泉徴収票 辞めてから1か月以内(法律で決まっている) 次の会社の年末調整、確定申告
雇用保険被保険者証 最終日に渡されることが多い 次の会社での雇用保険の手続き
基礎年金番号がわかるもの(基礎年金番号通知書・年金手帳) 会社が預かっていれば最終日 国民年金への切り替え、次の会社の手続き

このほか、必要な人だけもらう書類があります(下の「必要なときだけ頼む書類」)。

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離職票:失業保険に必ず要る

離職票は、会社がハローワークに手続きをしたあとで発行されます。失業保険(雇用保険の基本手当)を申し込むときに、ハローワークに出します。

  • 届く時期:辞めてから10日〜2週間ほどが目安です。
  • 注意:59歳未満の人は、本人が希望しないと発行されないことがあります。失業保険をもらう可能性があるなら、辞める前に「離職票がほしい」と会社に伝えておきます。
  • マイナポータルでも受け取れる:2025年1月から、会社が電子申請で手続きをした場合などに、マイナポータルに離職票が届く仕組みが始まっています(マイナンバーが雇用保険に登録されている必要があります)。

離職票の「離職理由」の欄は、失業保険の給付制限や日数に関わります。事実と違うと思ったら、ハローワークで申し込むときに伝えてください。申し込みの流れは失業保険をもらうまでの流れにまとめています。

源泉徴収票:1か月以内に届く決まり

その年に会社からもらった給料と、引かれた所得税が書いてある紙です。会社は、辞めた日から1か月以内に渡すことが法律(所得税法226条)で決まっています。

  • 年内に次の会社に入る人:新しい会社に出して、年末調整をしてもらいます。
  • 年内に入らない人:翌年2〜3月の確定申告で使います。年の途中で辞めた人は、払いすぎた所得税が戻ってくることが多いです。

退職金をもらった人には、給料のものとは別に「退職所得の源泉徴収票」も届きます。

雇用保険被保険者証:次の会社に出す

雇用保険に入っていた番号(被保険者番号)が書いてある小さな紙です。入社したときから会社が預かっていることが多いので、最終日に返してもらいます。

次の会社では、この番号で雇用保険の手続きをします。なくした場合は、ハローワークで再発行できます。

基礎年金番号がわかるもの:預けていたら返してもらう

年金手帳は2022年4月に新しく発行されなくなり、今は「基礎年金番号通知書」に変わっています。どちらも、会社が預かっているなら最終日に返してもらいます。

次の会社まで1日でも空く人は、退職日の翌日から14日以内に国民年金への切り替えが必要で、そのときに基礎年金番号がわかるものを使います。切り替えのやり方は会社を辞めたらやること一覧にまとめています。

必要なときだけ頼む書類

書類 こんなときに使う
退職証明書 離職票がまだ届かないうちに、国民健康保険や国民年金の手続きをしたいとき。次の会社に出すよう言われたとき。
頼めば、会社は遅れずに出す決まりです(労働基準法22条)。
健康保険の資格喪失を証明する書類 国民健康保険に入るとき、または家族の扶養に入るとき。市区町村や家族の勤め先によって、求められる書類が違うので先に聞いておきます。

反対に、会社に返すもの

  • 会社の健康保険の資格確認書や保険証(持っている人)
  • 社員証・入館証・名刺
  • パソコン・スマホ・制服など、借りている物

返す物は最終出社日までにまとめておくと、書類の受け取りの話もしやすくなります。

届かないときの動き方

  1. まず会社に連絡する:離職票は2週間、源泉徴収票は1か月を過ぎても来なければ、人事や総務に「いつごろ届きますか」と聞きます。メールなど、聞いた記録が残る方法がおすすめです。
  2. 離職票が来ない:住んでいる地域のハローワークに相談します。会社がまだ手続きをしていないこともあります。
  3. 源泉徴収票が来ない:会社に頼んでも出してもらえないときは、税務署に「源泉徴収票不交付の届出書」を出せます。会社に頼んだことがわかる記録を添えます。

辞めたあとに連絡しづらい人ほど、辞める前に「離職票と源泉徴収票は、いつごろどこに届きますか」と一言聞いておくと安心です。辞める前にやることは会社を辞める前にやること10個にまとめています。

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確認先

  • ハローワーク(厚生労働省):離職票、雇用保険被保険者証、失業保険の手続き
  • 国税庁:源泉徴収票、源泉徴収票不交付の届出書(所得税法226条)
  • 日本年金機構:基礎年金番号通知書、国民年金への切り替え
  • 厚生労働省:退職時の証明(労働基準法22条)

※制度は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確かめてください。

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